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おしらせ

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新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ(7月1日)

6月30日の経過につきまして報告させていただきます。
65名に行ったスクリーニングPCR検査(調査の為の検査)において、結果が判明していなかった検体の中から、職員1名の感染が判明しました。院内では新たに発熱した患者様1名が抗原検査にて陽性と判定されております。また感染病棟担当の職員1名に発熱があり、他医療機関受診後、感染が判明しました。
昨日ご報告させていただきましたように、熊本総合病院感染管理認定看護師に病棟内のゾーニング(感染対策での空間分け)についてご教示いただきました。現在のウィルス株は感染力がかなり強い可能性があり、病棟内での個人防護具の使用範囲を拡大し、対処することとしました。また感染から10日経過し回復された患者様につきましては、今後病院内で調整を行い他病棟へ転棟していただき、病棟を整理していく予定です。また、抗ウィルス薬や抗体製剤などの準備も整い、発熱時の対応から治療へつながるまでの流れが随分と整理されてきております。その結果幸いなことに、転院までにいたらず身体状態が改善してきておられる患者様が増えてきております。感染予防はもちろんですが、発症時に迅速に対応し治療できる体制をさらに整備し、感染収束につなげていきたいと考えております。
一方で職員の感染が8名に上ったことから、病院内のマンパワーが不足してきたため他病棟の運用にも支障が出てきております。そんな中7月6日の輪番病院の変更をお願いしたところ、希望ヶ丘病院様にお忙しい中快くお引き受けいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
関係者各位、患者様そしてご家族には大変なご迷惑をおかけしておりますが、1日も早い感染収束に向けて日々努力していく所存ですので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。


PCR及び抗原検査の結果まとめ ※再検査、他施設検査、6/13発生分も含む
1日9:00時点 新規陽性者3名(患者様1名、職員2名)
陽性合計:29名 患者様21名(転院中4名/転院治療後再入院2名/院内15名)
職員8名


令和4年7月1日
医療法人 山田会 八代更生病院 院長 阿部 恭久